Aboutリフォームについて
リフォーム成功の「カギ」は
業者選び
「しつこいセールスはいやだ。」「どこに頼んだらいいのだろう。」「手抜き工事をされないかしら。」「一体いくらかかるのかしら。」「こわい職人さんとか、来ないかしら」誰でも住宅リフォームを検討するお客様は悩みます。
このホームページをご覧になっている皆様も、こうした悩みや迷いをもっているのではないでしょうか。
リフォームは、お店で出来上がった商品を購入するのとは違い、実際にリフォームが完了するまでは、希望どおりにできているか確認する事ができません。
それに、最近マスコミで騒がれている悪徳業者という大きな落とし穴等危険が、あちこちに潜んでいます。
リフォーム成功の「カギ」は業者選びにかかっていると言っても過言ではありません。
リフォーム会社社長の私が今までお客様から数々頂いたお声を元に、あんしんできるリフォーム業者を選べるだけの知識やノウハウを、この当社ホームページをご覧頂いている皆様にだけお知らせいたします。
失敗しない業者選び
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まず始めに、リフォーム業者の住所、所在地はどこか確かめましょう。
住所のはっきりしていない訪問販売業者や連絡先が携帯電話しかない業者もありますが、いざという時に連絡がつかなくなるおそれがあります。
通常、建物の設計には建築士の国家資格が必要で、施工には国や道から建築免許を取得した業者が携わります。ところがリフォーム工事に従事する業者には資格も免許も要りません。
また公的機関への届も不要なため建築業務の未経験者でも開業出来るため、あらゆる業者がリフォーム業界へ参入する大きな要因になっています。
ただし、500万円を超える工事を請負う場合は建設業免許が必要になります。
また、特定の建物をリフォームする際には、建築士の有資格者が従事しなければなりません。
免許や資格がない業者がすべて不適合とは限りませんが、こうした事実を認識して、依頼先選びを慎重に進めなければいけません。
電話応対はどうですか?
電話をするとすぐに出てくれますか?電話に出ると、すぐに名乗りますか?
また、すぐに出ない時は「お待たせしました。○○の○○です。」などと言いますか?
明るい声で感じのよい対応をしてくれますか?こちらの名前や用件などをきちんと確認し応対してくれますか?
その会社の電話応対で、その会社の社風・考え方・社員教育等が分かってくるはずです。
営業マンの対応は?
では、どんな担当者だったら良いのでしょうか?
約束の日時は守りましたか?
営業マンの車の内外はキレイでしたか?(車の中にカタログや工具が散乱していませんでしたか?そんな営業マンにお客様の大事なお住まいをキレイにはできません。)
営業マンの靴や身なりはきれいでしたか?
お客様のご要望をきちんと聞いて、その内容を書面に記入していましたか?(具体的に不満や悩み、さらにその理由や背景を聞き出し、手際よく希望の内容を確認しようとする担当者がおすすめです。)
言葉つかいはどうでしたか?
提案、見積もりは、スケジュールどおりきちんと出てきましたか?
提案内容について素人でもわかりやすく説明してくれましたか?
提案のメリットだけでなくデメリットについてもキチンと説明してくれますか?
経験豊富なプロならではのアドバイスや、さまざまな不満の解決策の提案やアドバイスがありますか?
設備や部材について商品知識は豊富ですか?
リフォームは制約が多いだけに、きちんとわかりやすく答えてくれる担当者がお勧めです。リフォームの出来上がり、リフォーム後の生活をイメージし、納得できた提案を選びましょう。
リフォームはあなたと業者の共同作業です。希望を現実にしていく共同作業です。
人と人の出会いは最初が肝心ですし、我が家のリフォームを実際に担当してくれる担当者の第一印象、波長、相性がいいかは大変重要です。希望通りのリフォームを実現するには担当者と十分な打ち合わせを行い、意思疎通をはかる事が不可欠です。信頼・相性の合う担当者を見つけましょう。
業者事務所を訪問
- きちんと挨拶がおこなわれましたか?(訪問時、退出時)
- お店の内外がきれいに整理整頓されていますか?
- カタログ入れは埃をかぶっていませんか?
- 新しいカタログはそろっていますか?
- 接客や電話の対応に身が入っていましたか?
- お客様へのお茶の入れ方はどうでしたか?
過去のお客様を
紹介してもらいましょう
過去のお客様を紹介してもらい、営業さんの対応や、職人さんの対応がどうだったのか、なによりそのお客様が満足されているかどうかなどを直接聞いてみましょう。
近くに工事現場があれば
紹介してもらいましょう
現場の状況や職人さんの態度から業者のレベルがわかります。 工事現場が汚なかったり、職人さんがくわえタバコで仕事していたり、挨拶をしない、服装がだらしないなどの業者は注意が必要です。
工事管理体制は?
リフォームは、出来合いの商品と違って、現場での職人さん達の施工次第で仕上がりは決まります。
いくら良い提案であっても、実際の施工に問題があっては台無しになってしまいます。
そのリフォーム業者は、自社内に施工管理の体制をキチンと整えていますか?
現場の施工管理、現場監督を自社で出来ますか?
リフォームでは、大工さん、左官さん、設備業者さんなどの多数の職人さんが現場に出入りし工事を行います。
こうした多数の職人さんを手配して無駄なく管理する体制がないと、現場の施工はそれぞれの職人さん任せになってしまい、結果良い仕上がりにはなりません。
職人さん達は不明な点やほかの職人さんとの間で調整が必要な場合があっても、勝手に判断して工事を進めてしまったりしてしまいます。
結果職人さんの手配や工事の調整などの段取りがうまくいかずに、工期が遅れたり、工事がやり直しになったりする事もあり、仕上がりの良い品質が確保できなくなってしまいます。
- 施工管理は誰が行うのか?
(どれくらいの頻度で現場管理に来てくれるのか?) - 職人さん達とどの様に打ち合わせをするのか?
- 施工の品質基準はあるのか?
- 何時、何と言う職人さん達が来るのか?
(工程表や具体的な職人さん達の名前を聞いて見ましょう) - 工事後のアフター、点検はどうなっているのか?
などを聞いてみましょう。
プランニング
見積もりをしてもらう時に業者に伝えるのは、「予算」と「プランへの希望」です。
プランは「タイルのお風呂を○○社のユニットバスにしたい」という具体的な依頼でも良いですし、「お風呂が狭い・寒いから何とかしたい」といった、現在の不満点を伝えてもいいでしょう。
なお、あらかじめご家族で話合ってリフォームのイメージを統一させておくことも大切です。通常、リフォーム計画では、現在の不満や悩みを解消することを第一に考えます。
しかし、一度リフォームすると、よほどの不具合でもない限り、将来同じ箇所を再びリフォームすることは少ないと思います。
そこで、「あの時やっておけばよかった」とリフォームしてから後悔することのないよう、5年後、10年後等の家族構成や建物の将来のことも考えてリフォーム計画を考えましょう。
リフォームをする理由の中で多いのが家族構成の変化によるものです。子供が大きくなってきたので、既存の部屋を子供部屋に改造したり、増築したり、親が高齢化してきたので、バリアフリーに改造したり、部屋を増築することがあります。
近いうちにリフォームが必要になってくることが想定されるのなら、いつの時期にするのか、事前に計画を立てておきましょう。
また、建物は経年劣化や耐用年数があります。手入れ具合によっても違いますが、下記の期間を目安にしましょう。
メンテンナンスの時期
-
システムキッチン、
ユニットバスなどの
給排水設備の交換15年~20年
-
従来後方の風呂の修繕
15年~20年
-
室内の壁の張替えや
塗り替え10年~15年
-
外壁の塗装
5年~10年
-
屋根の塗装
5年~10年
-
屋根の板金、葺き替え
15年~20年
数年後にメンテナンスの時期がくるのであれば、まとめてリフォームするのも一案です。
いずれ建て替えをする予定があるのであれば、必要最低限の修繕だけに留めておいたほうが良いと思います。
Flowリフォームの流れ
計画づくり
まず、業者選びに入る前にやっておかなければならないことは、自分達がどんなリフォームをしたいのか具体的なプランを立てることです。
- 建物自体が老朽化してきたので改装したい。
- 建物全体の断熱性能を上げたい。
- 古くなった設備を入れ替えしたい。
- 子供の成長や親との同居を機会に間取りを変更したい。
- 内装の模様替えで雰囲気を変えたい。
- 将来を見越してバリアフリー対応にしたい。
などリフォームの動機、目的について、じっくりご家族でお考え下さい。
業者選び
リフォームで一番大切なのはなんといっても業者選びです。
業者選択の手順は以下のようになります。
業者候補のリストアップ
希望内容の説明、現場調査 → 基本プラン、概算見積りの依頼 → 基本プラン、概算見積り内容の比較検討 → 発注先の決定
詳細プラン、詳細見積り確認
見積りを依頼する際には、リフォームの優先順位と大まかな予算枠を伝え、さらに項目別にイメージしているリフォームに近い雑誌・写真・スケッチ等言葉で伝わりにくい部分を住宅の図面と一緒に用意しておくと良いでしょう。
数社に見積を依頼する場合には、各業者に「相見積り」である旨を伝えてください。
そして、各業者に同一の条件、同一の希望内容を具体的に伝える事が大切です。
条件が違うと、せっかくの見積りの内容を比較することができなくなってしまいます。
並行して、リフォームにかけられる予算枠を計算します。
現金支払いの予算枠、ローン利用の場合等割り出します。
リフォーム工事費用の他に、カーテン・家具等の新調やローンの手数料等の費用も考慮しましょう。
契約
発注する業者が決まったら、工事の完成を約束する「工事請負契約」を結びます。
口約束はトラブルのもとですので、契約は必ず書面で交わしてください。
再度工事内容・工事工程・使用する設備品の品番や色等・要望した補修個所の洩れ等の確認をお忘れなく。(小規模なリフォームの場合は「注文書」で代用する事が多いです。)
- 工事が始まる前に近隣の方にあいさつをしましょう。
- 工事中は騒音はもちろん車や人の出入りも多くなります。
- 無用な近隣の方とトラブルは避ける為に挨拶に回りましょう。
工事(施工)
施工が的確がどうかは仕上がりや完成後の住み心地に強く影響します。
工事の節目ごとに、指示どおり施工されているか、不備がないかを検討してもらいます。
リフォームの場合、実際に床や壁を開けてみないと内部の状態がわからないことがよくあります。
柱が腐っていたり、手抜き工事があったりなど、内部に問題箇所が見つかると、追加変更工事が必要になることも珍しくありません。
一般的には、予算総額の10%~20%くらいは、資金的な余裕をみたほうが無難です。
検査・引渡し
工事完了後、要望どおりに仕上がっているか業者と一緒に点検します。もし不都合があった場合には、すぐに直してもらいましょう。
後で不満が出て手直しを依頼すのは、なかなか言いづらい物です。
手直しが後日になる場合等、業者とその項目と内容、期日を打ち合わせし、口約束では無く、書類に明記してもらいましょう。
住宅設備機器の取扱説明書や保証書の引き渡しや最終工事代金の打ち合わせをお忘れないようお願いします。
アフターケア
リフォーム後数ヶ月は問題なく使用できていたが、突然不具合が生じることは珍しくありません。
素人では早く気づけず、重大な問題になってから依頼することもあります。
このようなトラブルは定期的な点検をすることによって回避できます。
業者によっては無料で修理するだけでなく、定期的に不具合の有無を診断してもらえることもあります。
保証内容を確認しましょう。